April 02, 2012

新学期とサマータイム

4月になりました。
ベルリンも長い冬が終わりあたたかい春がやってきました。
日本は桜の咲く頃、花見の季節ですね。
新しい季節、新学期など、新たな気持ちでスタートする、そんな季節ですね。
みなさん、いかがお過ごしですか?

ところで。
日本では新学期などの新しい年度は4月からと子供の頃から当たり前のように思っていましたが、
こちらドイツの新学期は、機関によってやや異なりますが8月又は9月。
国によってこの違い不思議ですよね~。
なのでついつい、この季節、気分のリフレッシュして心機一転、新学期の気分でいると、
こちらベルリンでは普通の時期だったりして、なんとも不思議な感覚です。
と思って世界各国、いつが新学期なのかちょっと調べてみました。

アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ベルギー、そしてドイツも含め、
欧米は概ね9月のようです。
ロシア、中国、モンゴルも9月。やはり9月スタートが多いんですね~。
オーストラリア、ニュージーランドは1月末。シンガポールも1月。
韓国は3月。タイは5月。フィリピンは6月。

4月スタートの国は珍しいんですね。
そんな日本は何故4月が新学期になったか調べてみると、
明治初期までは日本も9月が主流だったようですね。知りませんでした!
ところが、明治前半に、政府の会計年度が4月~3月に制定され、
また軍隊の入隊時期が4月になり、富国強兵政策により、その他様々な機関、
学校などもそれに合わせ4月に変わっていったようです。
なるほど、「4月が新学期」には、当時の政治的な事情が大きかったんですね。
ただし、大学などは大正になりようやく9月から4月に変わったようです。

欧米で一般的な9月は、一番長い休みの夏休み明けが新学期、
という比較的シンプルな理由からだそうです。

そして。
これも日本との違いを感じるサマータイム。
ベルリンも3月下旬にサマータイムに切り替わりました。
3月なのにサマータイム!っていう感じですけど、
一年の半分はサマータイムなので、呼び名がどうなのかって正直思います、、、
日本ではサマータイムがないので、日本にいるときは頭の中では仕組みを理解してたので、
なんとなく、一時間変わるだけでしょ~と思ってたのですが。
いざ、これは体験するとなんとも不思議。とくにその切り替わる時期は。
だって昨日まで、朝8時と思ってた時間が、勝手に9時になってる違和感~。
最近は日が長くなってきたんで、夜7時前ぐらいまで明るかったんですが、
突然翌日には8時ぐらいまで明るい。
そこにいながら、時差ボケというか、、、

で、なんでサマータイムなのかっていうと、
▪明るい時間を有効に使えるので照明の節約になる。
▪交通事故や犯罪発生率の低下。
▪活動時間が増えることによる経済の活性化。
▪午後の日照時間が増えることによる余暇の充実。

ということなのだそうです。実際過ごしてみると、まず、夜暗くなる時間が遅くなるので、
日の出てる時間が長く感じられ、それはとても気持ちがよいものです。
明るいうちからビールを飲み始め、ずっと明るいので、まだまだ遅い時間ではないのでとついつい飲み過ぎてしまう気もしますが(笑)。
あ、でも、それは確かに経済効果ありますね~(笑)。

さらに夜でも明るいので、安全面でも効果があるのではないかなと実際感じます。
人間やはり、暗いということには、DNAが自然と怖さを感じ、
ネガティブな気分にさせますから、日が長く感じる、というのは、
メンタルな部分にも良い影響を与えている気もします。

日本でもサマータイム実施の話題が時折見られますが、日本の場合、
欧米ほど一年の日照時間の変化がないように思うので
(ドイツは北欧寄りなので冬と夏の日照時間は驚くほど違います。
ちなみに夏は10時半ぐらいまで明るいです。)、
上記のような効果がどこまで期待できるのか、
というのは実際数年でも試験的に行ってみないとわからないですね。

何はともあれ、一度このサマータイム実施前後の不思議な感覚、
みなさんにも体験してほしいなあと思います。

大谷友介

-SPENCER出演中!i-Radioはこちら-
-i-RadioのiPhoneアプリ(1.2.1)にバージョンアップされました!-


2012 04 02 [旅行・地域, 日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク