December 25, 2010

Vol.4 1978年-1

クリスマス、年末モード全開の多忙な日々、今回は“最強”78年を講義します。78,9年は、80年代に片足かかっているような気がします。言い換えれば80年代初頭は「70年代の完成形」とも言えますね。

あの木の下で会いましょう feat.安藤裕子 / Shipahead / 冨田ラボ

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1曲目はアルバム『Shipahead』からの曲。作曲時と編曲後の様子がかなり変化した曲のひとつです。この曲は安藤裕子さんに作詞をお願いし、歌って頂いたわけですが、彼女のパブリック・イメージとはかなり異なった曲調であると思います。


【BGM1】Last Tango In Paris / Jungle Fever / Neil Larsen

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BGMで、ニール・ラーセンのアルバムからマイケル・ブレッカーのサックスソロを聴いて頂きました。このときの集中力はすごいものがあります。この78年はプログラミングがポップスに導入される前、人力の限界まで行った年ではないかとも思います。


Shine Like You Should / Don't Cry Out Loud / Melissa Manchester

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メリサ・マンチェスターのこのアルバムはプロデューサーがリオン・ウエア。彼は黒人ですが、音楽性としてのブルー・アイド・ソウルに接近していると思います。表題曲「Don't Cry Out Loud」はピーター・アレンの曲。第8回東京音楽祭でリタ・クーリッジが歌ってグランプリを獲得しました。こちらも良い曲です。


Oh L.A. / Against the Grain / phoebe snow

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フィービー・スノウのアルバム『Against the Grain』からの1曲。メロウな感じで、70年代の後半を象徴するようなタイプの曲ですね。76,77年の続き、と言ってとても分かり易い感じだと思います。


ショッピン・ラウンド・アゲイン / 24THストリート・バンド / 24丁目バンド

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ニューヨークのスタジオミュージシャンが結成したバンド。高校の時は24丁目バンド、と呼んでいました。70年代前半のセクションあたりからスタジオ・ミュージシャンがバンドを結成する、というムーヴメントが始まっていました。リスナーが成熟し、スター性やプライベートに関係なく、曲そのものに興味が向かい始める前兆だったとも言えると思います。


You Are the Flower / Toto / TOTO

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ニューヨークに続いては、西海岸のスタジオミュージシャンが結成したバンド、TOTO。TOTOは80年代に「アフリカ」「ロザーナ」などが大ヒット、グラミー総ナメまで行ったので、ふつうのロックバンド、という認識があるかも知れませんが、元はスタジオミュージシャンが結成したバンド、というキャッチフレーズだったと思います。




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December 10, 2010

Vol.3 1976年-1

眠りの森 feat. ハナレグミ / Shipbuilding / 冨田ラボ

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1曲目はアルバム『Shipbuilding』からのこの曲。PVには、ハナレグミ 永積タカシ君、僕 冨田ラボ、そして作詞の松本隆さんが出演。順番にカフェに入って来るという内容です。良かったら見てみてください。


Fly Into This Night War Suite / The Gist Of The Gemini / Gino Vannelli

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前回77年でスタートした講義、今回76年に戻るところが面白いと思います。まずはジノ・ヴァネリ。グルーヴィーでカッコいいですね、歌は濃いですけど。2ndアルバムから『Night Walker』ぐらいまでが特にジノ・ヴァネリらしいと思います。サウンドプロダクションが凝っているのでファンの方も多いと思います。僕ももちろん大好きです。


意地っぱりな貴方(Small Talk And Pride) / 水のなかの妖精(Come On Over) / Olivia Newton-John

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前回に続き登場のオリビア・ニュートンジョン。同じ作曲・プロデューサーによる作品ですが、聴き比べてみてください。これはイギリス録音で前回の曲はアメリカLA録音。なぜ77年になってLAで録音しようと思ったのか?ポップスターのオリビアは衣裳を変えて新鮮さを出していく手法をとっていて、ポップスらしいポップスからAORに衣裳を変えていったのだと思われます。


The Fez / The Royal Scam / Steely Dan

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この『ロイヤルスカム』は『幻想の摩天楼』という邦題。アルバムとしては77年の『aja』が一番だと思いますが、こちらの方を良く聴いていました。こちらの方がラリー・カールトンのギターソロが多かったからです。ラリー・カールトンが大好きな高校生でした。ちなみに番組でかけているのは1曲ずつですが、アルバム全部良いのでアルバムで是非聴いてみて下さい。


Rainbow In Your Eyes / Wedding Album / Leon Russell & Mary Russell

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「マスカレード」などでお馴染みのレオン・ラッセル。にしてはやけに明るく、Happyな感じの曲ですが、それもそのはず、これは結婚記念に作ったウェディングアルバムなんですね。ちなみにこのレオン&マリー・ラッセル名義でもう1枚ウェディングアルバムをリリースしています。相当なラブラブぶりですね。この曲はアル・ジャロウもカバーしていて、そっちも好きです。




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